BLACK BEAUTY

今日の『躍進』

このところ、CDプレイヤーの調子が悪くまたLPレコードを聴いている。しかもターンテーブルは人に貸してしまったのでコロムビアのポータブルプレイヤーで(自虐的爆笑)。今朝聴いたのはマイルス・デイヴィスの『イン・ア・サイレント・ウェイ』(非常にかっこよい。) 今かっこよくてとんがっているもので、かつ未聴のものを聴きたい気分なのだけれど、NYパンクってどうなのだろう。なかでもパティ・スミスってどうなんだろう、聴いてみたい。
とこんな風に思ったのは昔買って持っていたロバート・メイプルソープ特集のスタジオ・ヴォイスをこのまえ実家の部屋の片隅で再発見して以来のこと。アルバム『ホーセス』表ジャケットのポートレイト、メイプルソープ撮影のものだったはず。果たして今日は倉敷の『レコード屋』という中古レコード店にて探したのだけれど、見つからない。で代わりに買ったのがマイルス・デイヴィス『ブラック・ビューティ』。(どこがNYパンクじゃあ!)
高校の頃からジャズを聴き始めて、今まで『鬼門』と思っていた`70年代『電化マイルス』のライヴ盤。2枚組ばかりで一体どれから聴けばいいのやら…と及び腰だったのだが、俺も男だ!飛び込んでいくぜ!
→(結果)これを書きながらの一聴目、うーんA面はよう解らん。買う時迷った『アガルタ』にしとけばよかったのかなあなどと思いつつ、残りに期待ッ。 (ところで古い2枚組のレコードの中には、A面の裏にD面がありB面の裏にC面が来ているものがたまにあったけれどこれは何故なのだろう?アイザック・ヘイズのシャフトとか)

上の写真はJR岡山駅にある『躍進』(岡本太郎作)世界遺産ならぬ『岡山遺産』。毎朝これを見て、だけでなく時折は触れて学校に通うのだがいつもパワーをくれる。感謝 進行中の岡山駅建替えの際には僕のウチに移設予定(希望)。今日の写真は『躍進』向かって右寄りの女性が手にしている花。よく見ると鼻と口がある。こんな小さな所までよく作ったものだ。並の人間ならこんな所まで精神力が持たないはず。リスペクト。