ブレル昨日・今日

わたくし、1月より岡山市花尻のカフェ・ド・ブレルにて独立開業をめざして修行中でス。
主にランチの日替わりメニューをお知らせしますね。ちゃっかり自分の店を開業した時のメニューのネタ帳として覚え書きにするつもり(笑)。


 ブレルランチ:ポークカツレツ、温野菜添え、パルメザンチーズとバルサミコソース
        途中完売によりポークカツレツからポークヒレカツに(微妙な)変更。
          果たして食感の違いや如何に?

 
 ドリアランチ:(2種よりセレクト)
         半熟卵のカルボナーラドリア
         小海老とキノコのマカロニグラタン


 パスタランチ:(2種よりセレクト)
         ベーコン・青菜のペペロンチーノ
         煮込みチキンのトマトソース


メニューを見てイタリアンレストラン勤務経験の有る知人の意見
 『チキンは煮込んじゃあダメ。トマトソースと合わせるならソテーしてから最後に合わせればいいのに。』とのこと。ムムム、果たして食感の違いや如何に?
確かに作ってるウチ(ブレル)のムッシュも『鶏肉は煮込みは20分が限界。ぱさぱさになる。』とかつて云っていたなあ。ということは仕込み時間に於ける煮込みの時間は20分以内なのか?(こんど尋ねてみようっと。)
 正直、今の僕には先の玄人サンの見解よりも『限られた仕込み時間内で素材の特性や時間の効率の良さをよく考えたメニューだなあ』との感慨の方が強いですね。(すんませんまだ素人なのでいちいち感動しています。

  果たして
   玄人サンの    煮込みチキン→×の見立て
   一般のお客さんの 煮込みチキン→○うまそー
                どちらが勝つか?

エヴリシング・バット・ザ・ガール

岡山駅のホームからお伝えしまーす。>
今日のスケッチ
・朝は雨降り→ベン・ワットの似合う寒い朝
・『ダウンタウンのガキつか』フリートーク調のポーズでだべる高校生
キヨスクにて嫁さんの友達のエロマンガ家が描いた画が表紙のエロマンガ雑誌が売られているのを発見
・嫁さんのお腹の子供はまだ産まれない(親に似てのんびり屋:自由に生きろ・人生楽しんでね。)
・倉敷でカフェ!?
・「萌え」概念の複雑化
 『萌え』と聞いてオタクなアニメキャラクターの事や趣味の事を想像するあなた(僕もその一人でした)いま萌え』概念の多様化が進んでいる様子です。
それは去る11月に通った創業塾での事。
オタクな受講生曰く、「今日聴いた講師の中で3番目の人には『萌え』がかんじられなかった。」とのことその日先輩起業家として経験談を語った3人の講師はこんな人たち。以下のとおり

  €奈良からわざわざ縁りの無い岡山に
   やってきて古着屋を開店したAさん(20代男性)
   長年にわたる義母の介護生活の後、訪問介護
   &デイケアセンターを立ち上げ運営しているBさん(60代女性)
  ¡ツアーコンダクターから転身、
   イベント企画会社にて世界のカブトムシ&クワガタムシ
   展ほかをプロデュースしているCさん(30代男性)

ちなみに、いかにも『人の良さそう』な雰囲気だったAさんBさんに対して
『ヤリ手』な雰囲気だったCさん。

講演が終わって件のオタク氏が一言。「3番目の人には『萌え』が感じられなかった」
うーん、カブト・クワガタを愛好家的に扱うのではなくて子供・ファミリー相手の『商品』として事業をしているのが気に入らなかった様子ですがそんな事まで『萌え』で表現できるなんて驚きです。

どうも『萌え』も『わび・さび』のように、非常に曖昧で表現しにくい『感覚的』なタームになりつつある様ですな、な、ななな‥


タイトルはEVERYTHING BUT THE GIRLですがトレイシー・ソーンよりベン・ワットがヴォーカルの曲のほうが今日の気分。フリッパーズ・ギターからのめり込み、アズテックカメラ1stでハマった80年代ギターポップ勢ですが、『ネオアコネオアコ』と聴いていくうち、いつの間にか「これって、ネオアコじゃなくってボサノヴァじゃん。」と熱が冷めていった頃に出逢ったのが彼等の1stアルバム。残念ながら、あんまり聴いてあげられていない。(ごめんね)

BLACK BEAUTY

今日の『躍進』

このところ、CDプレイヤーの調子が悪くまたLPレコードを聴いている。しかもターンテーブルは人に貸してしまったのでコロムビアのポータブルプレイヤーで(自虐的爆笑)。今朝聴いたのはマイルス・デイヴィスの『イン・ア・サイレント・ウェイ』(非常にかっこよい。) 今かっこよくてとんがっているもので、かつ未聴のものを聴きたい気分なのだけれど、NYパンクってどうなのだろう。なかでもパティ・スミスってどうなんだろう、聴いてみたい。
とこんな風に思ったのは昔買って持っていたロバート・メイプルソープ特集のスタジオ・ヴォイスをこのまえ実家の部屋の片隅で再発見して以来のこと。アルバム『ホーセス』表ジャケットのポートレイト、メイプルソープ撮影のものだったはず。果たして今日は倉敷の『レコード屋』という中古レコード店にて探したのだけれど、見つからない。で代わりに買ったのがマイルス・デイヴィス『ブラック・ビューティ』。(どこがNYパンクじゃあ!)
高校の頃からジャズを聴き始めて、今まで『鬼門』と思っていた`70年代『電化マイルス』のライヴ盤。2枚組ばかりで一体どれから聴けばいいのやら…と及び腰だったのだが、俺も男だ!飛び込んでいくぜ!
→(結果)これを書きながらの一聴目、うーんA面はよう解らん。買う時迷った『アガルタ』にしとけばよかったのかなあなどと思いつつ、残りに期待ッ。 (ところで古い2枚組のレコードの中には、A面の裏にD面がありB面の裏にC面が来ているものがたまにあったけれどこれは何故なのだろう?アイザック・ヘイズのシャフトとか)

上の写真はJR岡山駅にある『躍進』(岡本太郎作)世界遺産ならぬ『岡山遺産』。毎朝これを見て、だけでなく時折は触れて学校に通うのだがいつもパワーをくれる。感謝 進行中の岡山駅建替えの際には僕のウチに移設予定(希望)。今日の写真は『躍進』向かって右寄りの女性が手にしている花。よく見ると鼻と口がある。こんな小さな所までよく作ったものだ。並の人間ならこんな所まで精神力が持たないはず。リスペクト。

Rumble and Strugle

 さむいっ。が、岡山の学校にゆけば昼間は以外と寒くない。岡山市内から通学している人と比べて、厚着具合が違うようで。

 毎日水筒にコーヒーを入れ、持参しているのだけれど、今日からコーヒー豆が変わった。これまでのピーベリーからモカへ。
 ロースターのカフェリコ稲本さんによると、ピーベリーは、カッピングの際、フルーティと表現される豆とのこと。なるほど。他にも『柑橘』『ベリー』などなどの表現される豆があるんだって。ま、それはこれからの楽しみに置いといて今度のモカについては、以前倉敷のカフェEARTH LIFEの店主梶谷さんによると「冷めても美味しい」豆のセレクションなのだと聴いていた。
 現実、実感・良かった。
 しかし豆の特徴でやや柔らかいようでミルのメッシュ(曳き具合)はこれまでよりも粗めに設定しなければ「渋み」が強く出た。

 夕方、一旦帰宅のあと総社の銘店ALWAYSヘ行き、店主の友野さんに自分の目指す店の計画を話しアドバイスを貰った。なかなかうまく伝えられず、もどかしい。それは結局自分のコンセプトがまだ適切にまとまりきっていないのだと思い深く反省。改めて『物件が決まってから』と先延ばしにしていた本屋とカフェの線引き(重量配分)を早急に決めなければ‥

 稲本さん、梶谷さん、友野さんに感謝。
しっかし、お3かたとも異口同音に「カフェは儲からないよ。」という。(笑)
妻子のある僕を心配して云ってくれるのだが、確かにそう思う。
甘っちょろい話かもしれないが僕は店を運営していくことで、日々の暮らしの糧を得る事と、こんな風にも生きて行けるよという事が表現できないか、そしてそれがとりわけ僕の大切な2人の子供たち(そのうち1人はもうすぐ産まれてくるのだ)に伝える事ができれば2人がより実りある人生を送る事ができるのでは、と思ってしまうのだった。
 そしてそのもうすぐ産まれてくる赤ちゃんは『口唇列』と診断されている。
産まれて間もない子供にメスを入れる事になるかもしれない。医師に診断をうけて以来その事を憂い、受け容れる事が出来るまでかなりかかった。ようやく今になってたとえ社会がその子に冷たいところだったとしても彼女を必要とする場所を確保する為にも店を持つのだという風にパワーに変えられるようになった。
 思えば僕は子供の頃からドロップアウトする事を人並み以上に怖がっていた。それをこんな風に生きる事もできると教えてくれたのは中島らもはじめ『サブカルチャー』とされる人たちの本だった。次の世代の人たちがそんな本達に出会える『場』を持ちたいのだ。

 さむいっ。が、岡山の学校にゆけば昼間は以外と寒くない。岡山市内から通学している人と比べて、厚着具合が違うようで。

 毎日水筒にコーヒーを入れ、持参しているのだけれど、今日からコーヒー豆が変わった。これまでのピーベリーからモカへ。
 ロースターのカフェリコ稲本さんによると、ピーベリーは、カッピングの際、フルーティと表現される豆とのこと。なるほど。他にも『柑橘』『ベリー』などなどの表現される豆があるんだって。ま、それはこれからの楽しみに置いといて今度のモカについては、以前倉敷のカフェEARTH LIFEの店主梶谷さんによると「冷めても美味しい」豆のセレクションなのだと聴いていた。
 現実、実感・良かった。
 しかし豆の硬さがやや柔らかいようでミルのメッシュ(曳き具合)はこれまでよりも粗めに設定しなければ「渋み」が強く出た。

 夕方、一旦帰宅のあと総社の銘店ALWAYSヘ行き、店主の友野さんに自分の目指す店の計画を話しアドバイスを貰った。なかなかうまく伝えられず、もどかしい。それは結局自分のコンセプトがまだ適切にまとまりきっていないのだと思い深く反省。改めて『物件が決まってから』と先延ばしにしていた本屋とカフェの線引き(重量配分)を早急に決めなければ‥

 稲本さん、梶谷さん、友野さんに感謝。
しっかし、お3かたとも異口同音に「カフェは儲からないよ。」という。(笑)
妻子のある僕を心配して云ってくれるのだが、確かにそう思う。
甘っちょろい話かもしれないが僕は店を運営していくことで、日々の暮らしの糧を得る事と、こんな風にも生きて行けるよという事が表現できないか、そしてそれがとりわけ僕の大切な2人の子供たち(そのうち1人はもうすぐ産まれてくるのだ)に伝える事ができれば2人がより実りある人生を送る事ができるのでは、と思ってしまうのだった。
 そしてそのもうすぐ産まれてくる赤ちゃんは『口唇列』と診断されている。
産まれて間もない子供にメスを入れる事になるかもしれない。医師に診断をうけて以来その事を憂い、受け容れる事が出来るまでかなりかかった。ようやく今になってたとえ社会がその子に冷たいところだったとしても彼女を必要とする場所を確保する為にも店を持つのだという風にパワーに変えられるようになった。
 思えば僕は子供の頃からドロップアウトする事を人並み以上に怖がっていた。それをこんな風に生きる事もできると教えてくれたのは中島らもはじめ『サブカルチャー』とされる人たちの本だった。次の世代の人たちがそんな本達に出会える『場』を持ちたいのだ。

時にはファンカデリックのように

 書き出し早々いきなりすみませーん、今日のタイトルは本文とは全然関係ありませーん。
今朝どうしたら三日坊主にならずに日記が続くかなあと考えたとき、
そうだ、『魁!!クロマティ高校』のサブタイトルのように有名曲のタイトルから戴いちゃおうっ、などと思いつき実行した次第です。
果たしてこのタイトルから誰の曲か解る人が一体何人いるのでしょうか?
それよりなにより、ファンカデリックって誰?という感じでしょうか?
ぼくも知りませーん。(ウソ、大好きデス。)
それよりなにより、曲名からタイトル貰うにしてももっと本文と関係あるものにしろよ、と言う声が聞こえてきそうな…

 てな具合に今後はつれづれ書いていこうと思ってますので、どうぞよろしく。

 昨日は持っていたチンバリのエスプレッソマシーン『ビストロ』2連を縁あって購入して下さる方のところへ引き渡しに行った。ぼくより一足早く、カフェ開業(12月中旬)される方で、場所は岡山市門田屋敷。お店の名前は『cafe空』だって。昨日初めてお話してみたのだけれど美容師の奥様が以前から経営されていらっしゃるサロンもカフェと同じ『空』というのだそうだ。
 店内は聞くところによると、ウェブのデザイン関係のお仕事を長いことされていたご主人が2、3日前にひらめいたという床が色とりどりのカラータイルが貼られていて素敵でした。店内は内装工事がやっとひと段落しそうという段階でした。
 お茶ごちそうさま。 どうかがんばって下さいね。

好物のブックオフの105円コーナーにて漁るもののさしたる収穫なし。
今日はダメかなと思い、『念のため』105円じゃない棚を見て発見。

 1鈴木創士『中島らも列伝』(河出書房新社
 2San Ma Meng『ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム』(小学館

購入理由は、1は中島らも関連で、且つ河出書房だから。
      2は装幀が綺麗で内容が『かっこいい』から。
その他美術書を探すものの、上記以外の今日出会う本は、
購入価格プラスアルファで売れるかどうか自信が持てないのでパス。
そんな日もあるよね。
果たして、ロックで(あくまで文系)アウトローな書店完成への道や如何に。

昨日&今日と倉敷のカフェEARTH LIFEにいってきました。
さて何をしにいってきたかというと、
カプチーノの練習です。
カプチーノを作るためにはよいエスプレッソマシーンが必要です。
こちらではイタリアはラ・チンバリー社の『ドサトロン』
という業界で随一の(高級)人気モデルをお使いに
なられています。どこが優れているかというと、
機械だけの力でなくて操作する人間の技量も必要とされる
ところです。その技術のひとつがカプチーノに入れる
フォームドミルク(泡立てミルク)の
作成で、今ここEARTH LIFEにて練習中です。
店主の梶谷さんとスタッフの千田さんの御好意で
指導して頂いています。
しかし、なかなか難しいものです。
きめの細かい泡を作るのは。
いつもミルクピッチャー2杯分くらいは
ムダにしてからでないと
安定した細やかな泡を作れません。
情けないやらもったいないやら‥
そこで今回は汚名を返上すべく、
『トップバリスタの技術』なる本を読んで
理屈から攻めることにしました。しかし‥
いざエスプレッソマシンの前に立てば
そのような付け焼き刃の知識は吹っ飛んでしまいます。
ただ一つ、心に思い浮かべることが出来たのは、
前述の本に掲載された神経を集中して
泡立て作業をするバリスタの写真。

すると今回は、最初からうまく作れました。
これもイメージトレーニングになるのかな。
ちなみにぼくが自分のお店用に購入したのもドサトロンです。
(ただし中古)